2011年12月24日土曜日

クリスマスおめでとう!

街中クリスマスの飾りでいっぱいですが、

クリスマスって、お祭り騒ぎからは一番遠い話なのです。
お話では、貧しい大工の夫婦が、身重なのにどこの宿屋からも断られ、
泊まるところがなく馬屋で出産し、その土地では見向きもされない羊飼いと
通りかかった異国の学者にお祝いされた。。ということですから、
お祭り騒ぎとな無縁なのがおわかりでしょ?

 今世界の人口は70億人、そのうち8~10億人は飢えに苦しんでおります。
震災で被災したり、年末の解雇にあった方も多いでしょう。
もちろん、多かれ少なかれ人は悩みを抱えていますよね。
だからこそ、お祭り騒ぎは無縁なのですが。。。

 こういうことを日常から離れて考えるのがクリスマスなのかもしれません。

2011年11月25日金曜日

パケナムさん



 感想を書くには難しい本で、政治体制から天皇制まで語らなければ
いけなくなりそうなのでやめておくが、2点だけ。

1.今になって60年前のことを調べたいとした時、日本を含めた先進諸国は
 その門を大きく開けて閲覧、copyなどさせてくれるんだ、ということに感動した。

2.人一人が国を動かすことが多々あることは知っているが、それは英雄だったり、
 王様だったりすることが多い。
 ところが、このパケナムさんは、普通の人だ。
 彼が、何を好き好んで日本とアメリカを大きく動かすことに協力したのか、
 等身大の人が語る戦後を知る、第1級の資料だと思う。

 この本は図書館で借りた本ですが、手元にも置いて追う一度読み返したいと
 考えている。

2011年11月1日火曜日

『ジェノサイド』


 んんんんん、何も言葉がでないほどすごい本であった。
ネタばれを恐れて多くは記せないが、この世という概念はすべて、人類のため
だけのことなのね。。。 という感想。
それも愚かな人類・・・

折しも『沈黙の春』を読み始めてすぐにこの本を薦められたので、
なんというタイミング! 目に見えない糸を感じるなと思っていたところ。

帯の下にはこういう絵が隠されている。


 兎も角スゴイ人です。高野氏の次の作品が楽しみです。

2011年10月20日木曜日

日本製のリュックサック


  半年ほど前、デパートのエレベーターでこのリュックサックを
担いでいる若いママさんを見かけた。
小さなお子さんを連れていて、リュックサックのラベルを盗み見ようと思っても
ママさんはよく動くので、なかなか見ることができない。。。
かろうじて、MASTER P××× を読むことができた。

  家に帰って、早速web検索をしてみたところ、
MASTER PIECE というバッグのブランドであることがわかった。

その日から半年・・・やっとshopに行ってwebで気になったリュックを背負い
倒すこと90分。
やっと購入したMASTER PIECEはコレ!


このバッグやさんは、日本製にこだわった手作りのオリジナルブランド
なんだそうで、筆者も日本製にこだわっていたので、とても良い出会いであった。
筆者のリュックは避難用でもあるので物が入りすぎてコロンコロンしているが、
お店ではこんな感じ。
    そしてラベルは

2011年10月7日金曜日

ハオチェン・チャン 张昊辰 ピアノリサイタル

東京文化会館でなら4500円かかるところを、武蔵野文化会館のお陰で
1800円で聴くことができた、「ハオチェン・チャン 张昊辰」のピアノ。

 天才の名をほしいままにした期待通りのピアノ・・・といいたいこころだが、
生での演奏は、技巧と感情ばかりに頼った味気ないものだった。

 周りの聴衆は、さすが天才ね~と感動していたし、若いのにスゴイ!と
わが子を見るように目を細めてうっとり聴き入るおば様方がたくさんいたが、
音が濁っていることと、テンポをとるのに床を踏み鳴らす音には
そうね、若いからね。。。というしか理解のしようがなかった。

 思い出したのは、アレクセイ・スルタノフの技巧。
だが、スルタノフには彼独自の音があった。
若いはずのハオチェン・チャン、もう出来上がった大巨匠のような演奏だったが、
目をつむって聴いてみても、彼自身の音は聴こえてこなかった。
04年のころはもっときれいな音を出していたのに。。。
 李雲迪の師匠だった但昭義氏を離れて10年、現在はカーティスで、郎朗の
かつての師匠ゲイリー・グラフマンに師事しているとのこと。

そのせいなのか、郎朗の演奏を聴いているようだった。

2011年10月1日土曜日

最近購入した レアもの

 先日、新しいラジオを購入いたしました。
このラジオ、とっても人気があるらしく半月待ってやっと手元に
やってきました。
 
 テレビを持っていないため、部屋にはラジオが2つあります。
一つは短波とFM用、もう一つはAM用。
人の話によると、電池で動かすよりも電源を使うほうが、安上がりとか・・・
それで、今回は電源ありを探しました。

何がレアなのかって言いますと、

そう! MADE IN JAPAN なのです。
安価な電化製品で メイドインジャパンを見つけるのって
かなり、かなり、レアなんですけどね。。。。

2011年9月30日金曜日

夏の終わり

朝、家のそばで路地を横断しているカマキリを見つけました。


頑張って歩いていますね。どこへ向かっているんでしょう?

2011年9月16日金曜日

五百旗頭氏の影響か???

学校で習ったことと、正反対のことが書いてある!
でも、頷ける。ふむふむ


よく行く場所には、こんな真実が隠されていた?!

秋尾さんのファンとしては、新しい本が出てとてもうれしいです。

2011年8月19日金曜日

運の良い日


小田急線の数ある車両の中で、藤子・F・不二雄のキャラクターが
ラッピングしてある車両は、たったの10両!一電車だけ。

今回は2度目の乗車です。前回は慌てて写真を撮り損ないました。



それで今回は、もうすぐ駅・・というところからカメラを用意して、



電車が動き出しても、もう一枚!




2011年8月9日火曜日

MFA ファーストエイドの講座

勉強に飽きて?応急手当の講座を受けに行ってきました。
いちいち納得!目から鱗 なことばかりでした。
こういう講座は、18歳以上の全国民に必要ですね。。。

2011年7月20日水曜日

必要に迫られた読書

 目的をもった読書ほどつらいものはない!と思っていたけれども、
この分野は大変興味をもって読むことができました。

知っているようで、知らないことだらけなのは当然ですが、
知らないと放っておけないこともあるんだな。。と考えさせられた本です。
シリーズではありませんが、俄か"五百旗頭真"ブーム到来!





何とかレポートは提出。ご褒美の読書はコレ↓

2011年6月16日木曜日

自分に合う枕

小さいころから、首に筋がつかないようにと
枕はしないで寝てまいりましたが、寝転んで本を読むには
あったほうがいいなぁと、枕を作ってみました。


変な形でしょ?  
中身は決明子です。
自由に形を変えられるところがいいところ。
イメージとしては
そばがらの枕。
夏は涼しいそうですよ。。。

2011年5月27日金曜日

鈴木大拙の本

   久しぶりの、鈴木大拙です

   頭のいい人は違うな。。。と感心しつつ
   寝しなに読んでおりますが、、、、
   おもしろくて眠れなくなります。

2011年5月23日月曜日

イソップと中国もの

  blogの更新に役立つほどのグルメでなし
やっぱり本の話になりますか。。。


   500弱のお話が入った本
   寝しなに読むのがお勧めです
   
   現代でも十分通用する内容ばかり
   「アリとキリギリス」「金の斧」など子供のころに読んだものもあり

   その現代でも通じる・・・ところの現代のお話に、↓ はおすすめ
   今週は2冊読んでしまった



 著者、福島香織氏は新聞記者らしくキレがいい

 これからも気になる著述家の一人です

2011年5月17日火曜日

那覇 旅行

 旅行と言うにはおこがましいほど、短時間の那覇市滞在。
時間にして24時間。


まずは、飛行機の中から富士山をながめ。。。

 














 
着いたその日は、友達宅でだべり、マックで夕食。




次の日は、海を見て。。。
















友達がドライブしてくれて・・・
















お昼ごはんは、"JEF"でゴーヤバーガーセット
沖縄を感じるゴーヤづくし ゴーヤバーガー ゴーヤリング揚げ ゴーヤジュース



















メニューには他にも沖縄を感じるものもあり・・・





















帰りは曇っていて富士山の登場ならず
千葉の海と房総半島の上を通り・・・



工場地帯を過ぎて羽田へ





旅の〆は、羽田飛行場まで来たら必ず食べる『揚げたてカツサンド


 終わりよければ・・・
 すべてよし!

 いい旅でした。 マル

2011年5月16日月曜日

本紹介 2 中国もの

 中国関連の本を読み漁って思うのは、次から次へと新しい著者が出てくること。
みなさん、中国を体験してしまうと何かを言いたくなるらしい。。。


1年ほど前、レスリー・T・チャン著の「Factory Girls」を読んだ。

日本語版はこちら





















そして今、ピーター・ヘスラー著の「疾走中国」を読んでいる。

ふむふむ、筆者は中国ものが好きなのね。。。で片づけられてしまいそうだけど・・・
偶然読んでいるこの本の著者ヘスラー氏の奥さんが前述チャン氏と知って
えええ!そうなの?と驚いたのもつかの間、翻訳家の栗原泉氏
筆者はこの人の別の翻訳本を読んだことがあることを思い出した!
それが、この本

筆者の専門である中世ヨーロッパの本を訳しつつ、
現代中国ものまで手をつけているなんて栗原氏とはどんな人なんだろう?? 
 会ってみたくなるなぁ

2011年4月21日木曜日

明治の人の本 3冊

 BLOGを続けるのは難しい。。。と思いつつ訪ねたナデシコさんのBLOG
毎日更新のすばらしいもの!頭が下がります。ペコ

ナデシコさんのBLOGを見ていて、そうか!本の紹介ならできるかも・・・
と気を取り直し、最近読んだ、明治の人3人を紹介します。


初めはこの人、柴 五郎氏。  出身は会津藩。
 
この本を書いた石光真人つながりで、石光氏のお父さんの手記を図書館で発見。
それが、この分厚い本。



そして最後は最近出版の


石光真清の手記の中に、彼の乳母が、「谷干城みたいに偉くなってくださいね」
という場面もあり、明治の人のつながりっておもしろいと思った。

石光真清氏は肥後熊本の人。谷干城氏は土佐の人。

この方々は薩長に生まれてないが、軍人として成功した人。
本は、どこかで聞いてきた話ではなく体験してきた話ばかり。
教科書で習ったことと違うことが載っていたりして
違う角度から歴史を眺めることができる本です。

2011年4月6日水曜日

2011.03.11

あの日はラジオをつけていると、
「緊急地震速報です。東北地方に大きな地震が・・・」
と聞こえてきました。

20秒ほどの時差の後、東京も大きく長く揺れました。
「まだ揺れている・・・長いな」と思いました。
それから何回も大小の揺れがやってきました。

夜になり、仕事を終えて帰るころには、道路には車、歩道には人。
電車が動いていないことは、この様子ですぐにわかりました。


通常、電車が動いている時間に駅が閉鎖しているのを初めてみました。


途中トイレ休憩で立ち寄った「玉川高島屋」では、乾パンをいただきました。


 結局、5時間余りかけて徒歩で帰宅。
日ごろの運動不足、当たり前だと思っていた恵まれている出来事、
そんなことを考える良い機会でした。