感想を書くには難しい本で、政治体制から天皇制まで語らなければ
いけなくなりそうなのでやめておくが、2点だけ。
1.今になって60年前のことを調べたいとした時、日本を含めた先進諸国は
その門を大きく開けて閲覧、copyなどさせてくれるんだ、ということに感動した。
2.人一人が国を動かすことが多々あることは知っているが、それは英雄だったり、
王様だったりすることが多い。
ところが、このパケナムさんは、普通の人だ。
彼が、何を好き好んで日本とアメリカを大きく動かすことに協力したのか、
等身大の人が語る戦後を知る、第1級の資料だと思う。
この本は図書館で借りた本ですが、手元にも置いて追う一度読み返したいと
考えている。